山陽色素は日本で最初の有機顔料専業メーカーとして1931年に創業いたしました。
以来、アゾ構造やフタロシアニン構造などの有機顔料製品、及びそれらを各種用途に合わせて分散加工した着色剤を中心に、塗料、インキ、プラスチック、繊維など幅広い業界の皆様にご愛顧をいただいてまいりました。また、加えて現在は、各種ディスプレイやデジタル印刷など新たな分野での製品開発に精力的に取り組んでおります。

過去90余年の歩みの中で、当社は社会における技術革新や生活様式の変化などが生み出す新たなニーズに対し様々な製品を開発してまいりました。 そして今後は、ITの発展やAIの進化等により、私たちを取り巻く社会と環境は更に大きくダイナミックに変化していきます。その変化の中で、お客様のニーズに応える製品とサービスを提供するためには、当社自身も自発的・自律的に変わっていかねばならないと強く思っております。

当社の創業以来のDNAである「合成」「微粒子化」「分散」というコア技術を通じて、お客様に、そして社会に必要とされる企業であり続けるために、これからも立ち止まることなく、歩みを止めることなく、変化に対応し真摯に事業に取り組んでまいります。 どうぞよろしくお願い申し上げます。

代表取締役社長執行役員
齋木健四郎