事業紹介

BUSINESS

for FLAT PANEL DISPLAYS

薄型テレビやパソコン、スマートフォンなどに使用されているカラーフィルターは、FPD(フラットパネルディスプレイ)の色を左右する重要な構成部品です。
最近のFPDには特に高輝度、高色再現性が求められるようになり、その結果として、従来とは異なる色材の適用に加え、 カラーレジスト中に占める顔料成分量が増える傾向にあります。

山陽色素では、独自の顔料加工技術を活かし、カラーフィルターのさらなる色純度、色再現性の向上に貢献しています。
また次世代ディスプレイとして注目を集める有機ELディスプレイなど、さまざまなパネルアプリケーションの本格的な普及に対応できるよう、新技術の開発にも積極的に取り組んでいます。

早くから海外への製品輸出を積極的に行っている山陽色素では、表示材関連においても国内のみならず韓国、台湾、中国における大手顧客に製品を提供しています。
世界的な企業との連携を深め、ニーズの収集・分析から、研究及び技術開発、試作・品質評価に至るまで、トータルな取り組みを推進しています。

表示材
表示材

カラーフィルターは赤、緑、青の三原色の画素で構成されています。
カラーフィルターの機能を向上するためには、画素を形成する材料、カラーレジストを改良する必要があります。
カラーレジストにはレジスト成分に加えて色材が配合されており、その色の性能は主に色材により決定されます。
山陽色素では、カラーレジストの色材となる顔料をナノレベルまで分散させた超微粒子分散体を提供しています。
山陽色素の超微粒子分散体は、微粒子制御による光学特性や透明性の高さが特長です。

色特性

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